磯間嶽 (いそまだけ) 2000年4月8日(土)登山
南さつま市大浦町方面より望む磯間嶽。中央に見える岩峰が目指す頂上です。
遠くから見ると、何やら建造物のようにも見える特異な岩塊です。
所在地 | 川辺郡大浦町(旧) |
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標高 | 363メートル | 頂上までの時間 | 約20〜30分 | 頂上からの眺め | 絶景 |
登山の難易度 | ハード |
必要な装備 | 運動着程度 |
ユニークな形状の岩山です。大浦町の中心部方向から、山の上にボコッと突き出た中世の城をイメージさせるような(あくまでも管理人個人のイメージです)岩塊の全容が見てとれます。
目指す岩塊までは、まず普通に山道を登り、登りつめたところで今度はこの岩塊を這い上がってめでたく頂上制覇となります。標高そのものは高くありませんが、この岩塊(30メートルぐらいの高さでしょうか)を登るのがかなりのスリルです。普段着でも大丈夫ですが、動きやすい服装で登るにこしたことはないでしょう。
途中までは通常の登山道(といっても多数の倒木が覆いかぶさりかなり荒れています)を歩き、岩塊までたどり着いたらあとは登山というよりロッククライミングの世界です。愛好家の方が設置されたと思われる鎖(チェーン)を伝って岩塊にアタックします。高所恐怖症の管理人にとっては死ぬ思いの体験でした。難易度評価の「ハード」というのは、「きつい」というより「こわい」という意味でつけさせていただきました。
頂上からは東シナ海はじめ南さつま市加世田、金峰町、笠沙町等がぐるりと見渡せます。
南さつま市加世田より枕崎行きのバスに乗り、上津貫バス亭で下車。国道270号線から大浦町方面へ右折。すぐ先が三叉路になっており、そこを左に入ります。その上り坂(かなり狭い林道です)を上りきってしばらくうねうねと行くと看板が右に立っています。かなり汚れているので見落とす可能性があります。登山道の入り口がわかりづらいかもしれません。近くに車を停めるスペースがないのもつらいです。
岩塊の頂上を制覇。撮影者はもう一つの頂上から震える足を踏ん張りながら撮影しています。 |
大浦町の東シナ海側から望む磯間嶽。 |
我々が登った当時の登山道。倒木が行く手をさえぎります。
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