光洋丸の漁具漁法

  
1、旗流し

 浮き魚礁でのマグロ釣りで、1番良く使われる漁法である。

操業方法
 浮き魚礁の潮上より2本一組で二組投入する。浮き魚礁まで流れ着くと回収し再び潮上より投入、それを繰り返す。

漁期
 周年

餌料
 ムロアジ・イワシ





















2、ジャンボ引縄

 マグロが表層に浮いているときに威力を発揮する。複数釣れる事もある。マグロの他、シビ・カツオ・シイラ・カジキなども釣れる。

漁法
マグロが浮いているときに、なるべく魚礁の潮上側を、擬餌が海面を跳ねるようにしゃくりながら曳く。

漁期
 周年

擬餌
 ヤリイカ型の擬餌を使う。ピンクや緑・夜光・薄茶にピンクの 糸をつけたものなどが良い。










3、縦縄旗流し
  

  


小型のマグロ(20kgまで)やカツオ・シイラ等を釣るときに威力を発揮する。

  漁法
    
旗流しと同じだが、1本一組で2組使う。


  漁期
    
周年

  餌
    
イワシ・ムロアジ





















4、ソデイカ旗流し




  対象魚はソデイカ・ムラサキイカだが、メカジキやマグロが
 釣れる事もある。


 漁法
    左図の漁具を24本〜30本、潮の流れに直角になるように
   投入し、1時間ごとに見廻る。釣れているものは回収し、また
   元の位置に投入する。


 漁期
    11月から翌年の6月まで8ヶ月間。




 擬餌
    白色・シルバー・夜光などがある。





      


















5、底延縄

 対象魚は、タイ類、ハタ・アラ、カンパチといった底物。

 漁法
  一鉢1000m、針数140本の道具を2〜3鉢投入し、順番に
 揚縄・投入を繰り返す


 漁期
 漁期は周年だが光洋丸は時化でマグロ漁やイカ釣りができ
 ないときや、食いが悪い時に行う。


 餌 
 ムロアジ・イカ・カツオなど