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世 界 の 状 態

108星戦記の舞台となるのは、ごく普通の現代社会です。

わずかに違う点をあげれば、108星戦記の世界では影で妖魔や妖怪・幽霊等が跳梁跋扈している事、

そしてそれを倒せる特殊能力の保持者(通称:ホルダー)が存在している事です。

(現実にもいるかもしれませんが・・・。)

この世界では、昨年7月にちょっとした出来事が起こりました。

第三次妖魔大戦」そして「アンゴルモアの襲来」です。

幸い、「アンゴルモア」は、地上に降臨するはるか手前の月軌道上で謎の爆発を遂げ、それを機に「第三

次妖魔大戦」も終結しました。

滅亡の恐怖も消え、妖魔の大攻勢も終了した今、世界は平穏に包まれています。

・・・・・・・・・。

束の間の休息、しかしそれも2000年10月統一イスラエルが「メシア宣言」を行うまでした。

世界は、新たなる騒乱の時代に突入しようとしていた。


PCの立場

PCは、ホルダーと呼ばれる特殊能力者です。 

人に見えないものを見、人に切れない者を斬る特殊な存在です。

どうやってこの力を手に入れたのかは、人それぞれです。 

長年の研究で手に入れた者もいれば、望まぬ力を持って生まれた者もいます。

力を封印して一般人として生きていく者もいれば、退魔師やエクソシストとして力を振るう者もいます。

ただ、どのような生き方を選んだ者も、運命が定めるのか、本能が引き寄せるのか、様々な事件に関

わってしまいます。

そして、今また大きな事件がPC達を運命の激流へと巻き込み始めていきます。


妖魔とは?

神話の時代、人と神と魔は穏やかな共存をしていたようです。

原因は判りませんが、神話の時代は終焉を告げ、ほとんどの神と魔は世界からいなくなってしまいまし

た。

残された魔、様々な種類の彼らを総称して「妖魔」と呼んでいます。

鬼、天狗、人狼、ゾンビ、その他様々な伝承にのこる怪物たちです。

彼らの多くは強大な力や特殊な力を有しており、人類に害を成す存在です。

有史以来、何度も人類と妖魔の戦いは起こりました。

その戦いは現在も続いています。 科学の発達した現代において、独自の文明を持たない妖魔が既に

敵足り得ないかといえば、そうではありません。

彼らの多くは、現代科学の作り出す火器等の兵器の影響を受けにくい体質をしているからです。

核兵器等の圧倒的威力を持ってすれば大抵の妖魔は抹消できますが、被害が大きくなりすぎて使用で

きない場合が殆どです。

結局、殆どの場合は、昔ながらの方法で特殊能力者(ホルダー)が対応しています。

結局のところ、妖魔の目的も行動原理もわかっていません。

ただ、ホルダー達には伝わるこんな格言が、人間と妖魔の関係を端的に表わしています。

「いい妖魔は、死んだ妖魔だけだ!!」






108星戦記世界