巻頭言・北辰斜めに・部歌

そんぐ。

集合写真

~~~~~~~巻頭言~~~~~~~
流星落ちて住む処
橄攬の実の熟るる郷
あくがれの南の国に集いにし
三年の夢短しと
結びも終へぬこの幸を
或いは饗宴の庭に
あるいは星夜の窓の下に
若い高らう感情の旋律をもて
思いのままに歌い給え
歌は悲しき時の母ともなり
嬉しき時の友となれば
いざや歌わんかな我らが豪気の歌
北辰斜めを
いざや舞わんかな
かの国士の舞いを
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~~~~~~北辰斜めに~~~~~~
北辰斜にさすところ
大えいの水洋々乎(ようようこ)
春花(はるはな)薫る神州の
正気(せいき)はこもる白鶴城(はっかくじょう)
芳英(ほうえい)永遠(とわ)に朽ちせねば
歴史も古(ふ)りぬ四百年(しひゃくねん)

紫(むらさき)さむる黎明(しののめ)の
静けき波に星数え
荒涼(こうりょう)の気にむせぶ時
微吟(びぎん)消え行く薩摩潟
不屈の色も厳かに
東(ひがし)火を噴(は)く櫻島
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~~鹿児島大学陸上競技部部歌~~
白雲なびく櫻島
見よ若人の血は燃えて
走って跳んで投げるとき
天空高く我が息吹き
行け行け 我らが誇り
鹿大陸上部

ほころぶ顔に滲む汗
見よ制覇への意気高く
力の限り励むとき
希望の扉開かれん
行け行け 我らが誇り
鹿大陸上部

トレーニングもさっそうと
見よ城山の空高く
伝統の旗翳(かざ)すとき
麗しの絆結ばれん
行け行け 我らが誇り
鹿大陸上部
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