「おしゃれ」を国語辞典で引くと「身なりを飾ること」とあります。
それでは身と心をどう飾ればいいのでしょうか。
3ケ条と申しますから3つ有るわけです。結論を先に申し上げますと、
おしゃれの3つの条件はシンプル、ユニー ク、 ハーモニーだそうです。
(米沢興譲教会、田中信生牧師の講演より一部引用)
![]()
(条件1.)シンプル
◆ 「おしゃれ」を生業としているのに、私自身はセンスは有りません。
奥さんは、女性と言うこともあって割とおしゃれ上手です。
私は田舎物なのでゴテゴテとたくさん付けたがります。しかし、おしゃれ
上手な方はポイントをしっかり決めていて全体がとてもシンプルです。
シンプルと言いましたが、これが案外難しいのです。アレも欲しいこれ
欲しい、アレもしたいこれもしたい。けれども何か一つに絞り込んでしま
うといいようです。
そのためにはとりあえず要らない物を捨てるか、横に置いて見ることが
ポイントのようです。昔、シンプルライフと言うブランドがはやりました。
また、Simple is Best という言葉もあります。ごたごた飾らずに、
あれもこれも手を着けずシンプルにおしゃれをする、シンプルに生きる、
そんな風に考えて見たいものです。
■「捨ててこそ・・・」という世阿弥の言葉があります。(えっ、世阿弥でした
っけ。)捨てるところから始まるということだと思います。
でも、お金や名誉を捨てろということではなく、こだわりをなくしなさい、
という意味でしょうかね。
ところが私はそのこだわりがなかなか捨てられません。
お金はザルのごとく消えていきますが、捨ててもいいがらくたは残ります。
時々整理してもすっきりシンプルとはなかなか行きません。
■ブランドものが流行ります。それはそれでおしゃれでいいと思います。
そんなブランドものを身につけたり、持ったりしているわけでもないのに
なんとなくおしゃれで、粋な感じの方がいます。地味な柄なのにとても
上品な雰囲気の方がいらっしゃいます。 どこが違うのでしょうか。
ひとつは、とてもシンプルだということ、笑顔がいいこと、所作が自然なこと
つまり、にじみ出る「おしゃれ」が出来ていることだと思います。
■ 時々「無印良品」のお店に見学と買い物を兼ねて行きます。
ひいきをするつもりではありませんが、商品がとてもシンプルです。
品揃えも、陳列の仕方も、店内全体がシンプルです。
シンプルを、別のいい方をすると「わかりやすい」ということかも知れませんね。
■話はまったく変わりますが、家電品について少し不満があります。
余計な機能がついていてまったくシンプルではないのです。
機械オンチのひがみかも知れませんが、携帯電話同じ、使わない機能が
いっぱいあるのです。かくいうこのパソコンも余計なソフトがいっぱい。
もう少しシンプルに機能を絞れないのでしょうか。
![]()
小窓2.(条件2.)ユニーク ![]()
◆簡単に申し上げますと、ユニークなおしゃれのコツは「自分を好きに
なる」と言うことだそうです。別な言い方をすれば、自分に感謝して自
分らしいおしゃれをすると言うことです。更に別の言い方をすれば、
人と比べず前向きにおしゃれをする、又そう言う生き方をすると言うこ
とです。
毎朝鏡を見て「あらァ、私ってなんて可愛いのかしら、今日も一日
楽しくしましょう。さて、今日はどの洋服を着て行こうかしら、どの
バッグを持って行こうかしら。」 もうどんどん楽しくなってきますね。
前向き肯定的に生きること、これが「ユニーク」のコツのようです。
■ユニークな人、それはある意味ではある域を超えたプロかもしれませんね。
そういう方は、気持ちにゆとりがありますし、満足感の真の価値を知っている
ような気がします。がつがつしてないし、柔和な顔をしているのに強さを感じます。
ユニークとはそういう一面をいうのかもしれませんね。
■「ユニークな人」=「変わった人」と考えがちです。
そういうところもあるでしょうが、ユニークとは自分をしっかり掴まえている人
すなわち、自己受容ができてると言うことではないでしょうか。
人と比べて違うのではなくて、人の良さは良さで認め、自分の良さも「らしさ」
もきちんと受け止めるということでしょうか。
■理屈ではわかるのですが、それがかっちゃんにはなかなかできません。
やはり人と比べて自分の位置を測ります。
おしゃれも人と比べます。
「あの人はあんな派手なのを着て・・・ちっとも似合わない。」
「私のほうがセンスがいいと思う・・・。」
とか、どんなに自分が見られているか、自意識過剰になったり・・・。
■自惚れではなく「自信がある」と又違ってくるのかも知れません。
自分の特徴をしっかり捉えて自分らしい「おしゃれが」できるといいですね。
![]()
小窓3.(条件3.)ハーモニー ![]()
◆一番目がシンプル、二番目がユニーク、そして三番目はハーモニー
に生きる、そんなおしゃれをするという事です。自分を好きになり、
自分らしいおしゃれや生き方を身につけますと、ハーモニーつまり
人間関係が大変豊かになります。そして、比べず、ねたまず、かと
いってべとつかず、押しつけず、お互いの本音やいいところを出し合
って、ハーモニーにバランスのいい人間関係を保つことが出来ます。
■ゼンゼン関係ない話になりますが、ハーモニカという楽器は
ハーモニーのとれた演奏が出来るということからついた楽器名
だそうです。私もちょっと演奏出来ます。
レパートリーは現在のところ、文部省唱歌だけです。
したがって、グループの名前が「のすたるジーヤ」、会員も何人か
登録してありますが、合同練習一回もしていません。
それこそ会員のハーモニーが取れてないわけです。
■シンプル、ユニークそしてハーモニー。
どうしたら、ハーモニーのとれたおしゃれができるでしょうか。
その方に会った色、デザイン、コーディネート、どうやらそれは
数をこなすことと、いいものをたくさん見ることがポイントのようです。
もちろん、専門的な勉強も必要でしょうが、経験をたくさんつむことも
必要のようです。
■身内の自慢話になりますが、ヨシダの店長、つまり私の奥さん
、姫はスタイリストの勉強を専門的に習ったわけでもないのに
お客様への「お見立て」はさすがという技を持っています。
その方を一目見ただけで、一言二言話をしただけで、「これなんか
いいんじゃない?」とその方にぴったりのサイズ、デザイン、色の
洋服を見立てます。
それが、仕事ですから当たり前と言えば当たり前の話です。
しかし、それは20何年というキャリアと接してきたお客様の数に
その要因があるような気がします。
■ハーモニーというのは、たとえばお年寄りが作る「お味噌汁」の
味のようなものかも知れません。
プロのシェフが作る料理にも劣らない何か「暖かさ」のようなものがあります。
シンプルもユニークもそしてハーモニーも案外とそんな素朴な味の
なかにあるのかも知れませんね。
■ビートルズとハーモニー
私はビートルズのファンですが、ビートルズの曲を聴いているうちに
彼らの曲の殆どが「ハーモニー」をとても大切にしていることに
気づきました。そして、それがそのまま彼らの曲の魅力になって
いるのです。
![]()
さて、おしゃれの3ケ条、シンプル、ユニーク、ハーモニー、すでに
あなたは3つの条件を満たしていらっしゃいます。そしてそのように生き
続けて行かれることでしょう。そのことが周りの方々を心豊かにし、
幸せにすることでしょう。なぜなら「触れる者に似る」と申しますから。
あなたに接しているだけで、みんなが癒される訳です。
このホームページも、シンプル、ユニーク、ハーモニーを基本的
考え方として開きました。どうぞ、いろいろな扉を開いてかっちゃんの
世界をのぞいてみて下さい。ご感想など有りましたらメールへどうぞ。
(米沢興譲教会、田中信生牧師の講演より一部引用)