鹿児島教育社会福祉研究所

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ご挨拶(ホームペ^ジをリニューアルしました。)
 今日、世界は激動の時代(いや、混沌の時代と言った方がよいのかもしれません。)に入ろうとしているように思われてなりません。イスラム国の問題、中東情勢、世界のリーダー的存在のアメリカの衰退、ロシア.中国.北朝鮮の動き、EUの状況、貧困や格差の問題等々、これまでになく複雑な様相を呈しています。
 複雑な事象を、どう読み解けばよいのでしょうか。脳の中にパッケージされ、インプットされているあらゆる情報、知識、理論体系をフル回転し、思考を深めて事象に対峙しなければなりません。しかしながら、インプットの多くを占めていた読書の能力は、私の場合、加齢とともに著しく低下しました。各種の研修会や講演に参加する機会も激減しました。
 今は、外からインプットするよりも、既にパッケージされている情報を駆使して新しい情報を創出することによって不足するものを補わなければなりません。それは、これまでに多くの方から提供され育まれた、価値あるものを生かすことでもあると思うのです。
 情報は、一方通行ではなく、相互に発信され受容する、言わばスパイラルな活動によって、磨かれ、質の高いものとなっていく性質もあることから、多くの人々が情報を発信し、他からの情報を受容する密度を濃いものにしていくことが求められます。情報社会において求められるところもそこにあるように思われます。各自が、質の高い情報を発信する活動への密度の濃い参加こそが、人間性の向上や、優れた文明社会を構築していくことにもなると思うのです。それは、人類が求めてやまない世界平和実現にもつながっていくでしょう。そのような願いを込めて,、自らがこれまでかかわってきた教育と、現在かかわっている社会福祉を中心に、様々な問題について情報発信に努めてまいりたいと存じます。徒労に終わり、自己満足に過ぎないかもしれませんが、少しでも世のため人のためになれば大いなる喜びであるし、みずからの加齢とともに衰えていく脳の活性化にもなるかもしれません。なにとぞ、お目通しの上、ご指導・ご叱正を賜れば有難く存じます。よろしくお願い申し上げます。
ご意見・ご感想等はここからおねがいします。

     平成27年2月吉日
                                                       所長 伊瀬知 三郎拝
           

  

    

《今週の視点》
  社会福祉法の一部が改正,・ガバナンスの強化が注目されます(28.4.16)
 福祉サービスの供給体制の整備及び充実を図るため、
  ・ 社会福祉法人制度について経営組織のガバナンスの強化、事業運営の透明性の向上等の改革を進めるとともに、
  ・ 介護人材の確保を推進するための措置、社会福祉施設職員等退職手当共済制度の見直しの措置を講ずる
 等の改正が行われました。概略次のようなものです。
1 社会福祉法人制度の改革
(1) 経営組織の
ガバナンスの強化
  ○ 理事・理事長に対する牽制機能の発揮
  ○ 理事・理事長の責任と義務。など。
(2) 事業運営の透明性の向上 など。
(3)剤見規律の強化
(4)地域における公益的な取り組みを実施する義務
(5)行政の関与の在り方             
                                以下略
 
ガバナンスについて](デジタル用語辞典)
   統治のこと。『ガバメント』とは対照的な統治として位置づけられる。ガバメントは政府が上の立場から行う、法的拘束力のある   統治システムである。一方、ガバナンスは組織や社会に関与するメンバーが主体的に館をを行う、意思決定、合意形成のシス   テムである。このガバナンスの意味をもとに、経営学の分野でも、「ITガバナンス」や「コーポレートガバナンス」という言葉が使わ   れるようになった。これらは、株主や経営陣による記号の管理、統治、という意味合いも含まれてはいる。だが、企業の利害関係  者(株主、経営者、従業員、取引先なご)の主体的な作用による、意思決定、合意形成のシステムが、本来の意味に近い。

  公的な機関や施設、会社、あるいは公的な職務に関わる公的な立場にある人々の不祥事や不正、事項等が起こるた   びに、ガバナンスのあり方が問題とされてきた。ガバナンスの問題は、日本という国の質、日本人の倫理観の問題でもあ  り、政治や経済にも関わる基本的な問題であって、国を挙げて取り組むべき常用課題であるが、社会福祉法人が、いわ  ば先駆けてこの問題を掲げたことは大いに評価されるべきであろう。これを機に、社会福祉法人の大きな質的転換が図ら れることを期待したい。





   

 

  
  頑張れば
   上手になれる  
   必ずできる
  頑張れば
   楽しい
   うれしい
   いい気持ちになれる
  頑張れば
   元気が出てくる   
   幸せになれる 
  さあ頑張ろう    
   

   まだ、死ぬわけにはゆかぬ。
   祖国への奉仕が終わってしまうまでは、死ぬわけにはゆかぬ。
                             (新渡戸 稲造)

 
《私も随分長く生きているが、今日のやうに、行き詰った、暗黒な、日本を見たことがない。いやしくも国      を愛するものは、政治家といわず、学者といわずどういふ心がけをもってこの時運に直面すべきか。この点    を十分に考えたいと思ふ。
   
昭和8(1933)年春に出版された新渡戸稲造著『内観外望』の書き出しには、このような一節がある。
   新渡戸はこの年の3月まで約1年間、米国を訪れていた。高まる反日感情の沈静を試みたのだが、
  道は険しかった。信頼していたキリスト教系紙に陰湿に誹謗中傷され、50年来のクリスチャンでありながら、   《おそらく私は、自称キリスト者の品格を余りに高く評価しすぎていたのだろう》とさえ感じた遊説だった。
   8月、新渡戸は再び太平洋を渡った。カナダ開催の第5回太平洋会議に日本代表として出席、さらに故国
  理解を訴えるためにニューヨークに旅たとうとした矢先、彼は病魔に襲われ、10月15日、現地の病院で帰    らぬ人となった。

   
1歳だった。冒頭はその新渡戸稲造の病床のことば。そして最後の『編集余禄』にはこうつづら    れている。
     
《人間は生きるために人生を始める。そして自分という存在を不朽のものにしようとしながら、最後を飾     る。誕生と死との間には、身を削り、純化し、自己の存在を完成させる不断の努力がある。》 
                                (産経新聞・平成27年8月の記事より)

 
 
  
    
   
         
 
  書評(産経新聞27.7.23)
     施 光恒氏 日本社会に警鐘
            『英語化は愚民化』出版
  九州大学大学院準教授の施光恒氏が、日本社会で英語化が進むのに警鐘を鳴らした新著『英語化は愚民化』(集英社新書、税込み821円)を出版した。
  同著では、英語の公用語化が急進的に実現すれば、英語を話せるかどうかで国民は分断され、国民経済と民主主義が破壊されかねないと指摘する。その上で、英語を公用語とする「英語特区」の実現や、企業の英語公用語化に懸念を表明した。
  施氏は、「今の日本語は先人の無数の営みで作られてきた賜であり、日本人としての常識、感受  性を失わないためにも、英語化に踊らされるべきではない」と訴える。7章構成で、254ページ。 



、  次の目次の中から、クリックしてお選びください。

教育問題
1 日本の教育再生のために  
2 教わらなかった不幸、教えなかった罪
3 和食の底力(ある講演から)
4 教育と社会福祉
5 教育〜弥縫策でなく、根本的対策を
6 道徳心の涵養は喫緊の課題である
 真価問われる道徳の教科化
8  フリースクール問題
 今、家庭を考えよう(25.11.27)
10 幼児、論語を学ぶ(27.12.5)
11 新渡戸稲造の読書論
12 子育てに思う




社会福祉
 特別養子縁組に取り組んで(ある講演から)
2  笑顔のある施設はよい施設
3 スクールソーシャルワーク〜新しい支援システム
4 保育園の卒園式に思う
5 社会福祉の持続可能性
6 某団体の総会に参加して
7 平成27年度から変わる介護保険制度
8 児童福祉、施設偏重から家庭養護中心へ(28.4.10)
9  傾聴について
10 社会福祉士のアイデンティティとプロフエショナリティ



 健康問題 
 1 ベジタブルファースト(ベジファースト)
 2 廃用性症候群に克つために



政治問題
1 菅内閣の誕生
2 日本人のアイデンティティー
3 国のリーダーのメッセージ力
4 オリンピックの東京開催決まる
5 新しい年への期待
6 安倍政権の意欲ここにも
7 政治と国民の責任(平成22年10月)
8 知性と感性乏しきものには大事は任せられない
9 新聞各紙の社説を読む(平成25年1月)
10 昨今の政治に思う(24年7月)
11 想定外と言う名の無責任・無能力・言い逃れ
12 今年はどのような年に ?(26年1月)
13 総理大臣にふさわしい人
14 政治家の言語能力

15地方創生に思う
16内憂外患
17 選挙はやはり就活か?
18 政治とプロフエショナル
19 安倍政権の意欲
20  2014年度版「ものづくり白書に思う(27・6.10)
21 オバマ大統領の経済報告


社会問題
1 集落消滅の危機(27.4.15)
     〜余りにも危機意識がなさ過ぎる〜 
2 「知識人の」のあり方問い直せ(施 光恒 せ てるひさ。産経新聞。26.9.18)
3  日本の摩訶不思議  

 国際問題
 1 対中国 経済的利益重視でよいのか(27.8.19)

エッセー
1 プロはプロらしく
2 地球消滅の危機
3 わが卵の思い出
4 天の神様と運動会
5 別れは新しい旅立ち
6人の上に立つより人の役に立て 
7 国会質問はいじめか?
8 生きる知恵〜自分の気持ちがよいように言い、行動する
9 人生80有余年、自然体を生きる
10 理念の明確化と目標管理
11少年の見た戦争

新聞重切り抜き帳
 もっとも大きな貧困は孤独(世界でいちばん貧しい大統領 ムヒカさん講演・抜粋(28.4.22南日本新聞)
 私たちが生きていることは奇跡だ。いろいろな出会いがあり、チャンスがある。人間は自分の人生を方向付けることができる。大義のために生きるーそれは私たちの意志にかかっている。世界が今後どうなっていくのか。世界をより良いものにしようという意志を持ちましょう。
 スーパーで者を買うことはできるが、人生の何年間かをそこで買うことはできない。あなたが何かを買うとき、それは人生の一部の時間(を使って得たお金)で支払っているのだ。人生の時間を尊重しなければならない。人生を享受するための自由な時間が必要だから。
 人生には愛のために多くの時間が必要であり、他者が必要だ。貧しい人というのはコミュニティを持たない人であり、伴走してくれる人がいない人のこと。最もおきな貧困とは孤独です。私は貧しいわけではない。単に質素が好きなだけだ。ほんとうにやりたいことをできる自由がある。物が必要なわけではない。
 文明の発達によって、素晴らしい技術が生まれた。しかしギリシャの古い哲学によれば、すべての物事には節度が必要だ。今、市場が動物のように加速度的に動いていた、コントロールできない状態になっている。
 人類がこれほど大きな力を持ったことはなかった。莫大な軍事費を使いながら、これを止めることができない。海の汚染ウィ知りながら、なす術がない。何と恥ずべきことか。多くのものを浪費しながら、大切なことに眼を向けてこなかった。生産性は高まったのに、分配の仕方が悪いので、わずかな人が恩恵にあずかり、多くの人が不満を抱えている。人間は完璧なわけではない。間違いを犯すし、矛盾も抱えている。だからこそ政治が必要だ。完璧な社会などありえないのだから。いかに共存できるのかを考えるのが政治であり、社会全体のことに心を砕く。民主主義も完全ではない。社会をりり良くするために闘わなければならない。・・・以下略 

日本人の美徳の崩れが恐ろしい(産経新聞(正論 28・8.15) 曽野綾子「日本人の美徳の崩れが恐ろしい」
 ー前略ー現在の日本は、世界的レベルでみても清楚のよく整った国であろう。、先日もある全国紙が、日本は今貧しくて若者が結婚もできないと書いたが、私は周囲に「今日食べるものがなく」「寝床に雨が漏り」「電気も水道もない家に住んでいる」人を知らない。公務員の汚職は皆無とはいえないが、社会全体が賄賂がなければ動かないこともない。
 しかし、日本も堕落が始まれば、雪崩のようにその現象が増幅されるだろう。日本の特性は職人風実直さにあった。私はその美徳が崩れてきているのに恐怖を感じている。建築の強度偽装、自動車の燃費に関する虚偽の申告、歴史ある大手企業の粉飾決算など、日本人の誇りだった誠実と職人気質を失った姿を見ると、私はわが国の将来に暗澹たるものを見る。彼らは仕事の発注者や消費者を騙しただけではない。日本という国を詐欺の容疑で売った新しい「売国奴」に等しいのである。







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