オークアラーボイズ 

弓を使うオークたち。
歩兵携帯火器がこれしかないので仕方ないですが、
実はそんなに悪くはないようです


↑結構初期の頃作ってたものをリペイント。
モデルはバタリオンBOXの物で、16体中3体をオークやゴブリンのプラ部品でコマンドに改造。
動きがあって良いんですけど、ちょっと並べにくいモデルです。

アラーボイズは普通のオークに弓を持たせたものです。
ライトアーマーが初期装備から外れていて、弓を持った状態で普通のオークより1p高いので、
2pで弓装備という計算でしょうか。
ポイント的にはかなり割安で弓が持てる事になってます。
射撃部隊としてのアラーボイズは、
BSが人並みでT4なので打たれ強いという長所と、
武器が弓なのでやや威力不足で、ベースが25mmなので射撃の密度が薄いという短所を持ちます。
特に密度の低下は、低威力を低コストな事を利用して数でカバーする方法がとれないので、
非常に使いづらい感じを受けます。


↑コマンドグループ
これを作った時はバタリオンセットの分しか材料がなくて、
特にボディの余裕がなかったのでアラーボウイのトル−パーを改造しました。
爆発頭のボスはかなり気に入ってます。
残念なのは出番が少ない事です。

アラーボイズのコマンドグループは通常のオークと同じです。
よって、ボスはBSではなく、Ws、S,Aが+1されてます。
アラーボイズは武器もチョッパーなので突撃時S+1されます。
つまり、接近戦能力がソコソコあるという事です。
O&Gにおいて攻撃の中心となるのはビガンズやブラックオーク、
ボアボウイなので、徒歩の一般オークが相手をするのはせいぜい2級の補助ユニットです。
アラーボウイでも能力的には十分対抗できます。
そこで、20人のレジメントを組んで、8,8,4のランクを組み、
フルコマンドにすると結構使い出がありそうな気がします。
コスト的にはシールドを持ったオークと同じですから、
5+SAVと弓はどっちが使い良いかという事になりますが、
2級のユニットとの戦いで5+SAVは結構な防御力を持つ反面、
弓も融通が利く上それなりも効果を上げるのでどちらにも利点はあります。

↑トルーパー。
ボディは この4種類のバリエーションがあります。
首も色々ありますが、オーク同士は(特にプラは)互換性があるので、
首との組み合わせでは色々なバリエーションが楽しめます。

アラーボウイは戦線でも防御的な任務に向きます。
アラーボウイが多少接近戦に耐えるといっても、
強力な重騎兵突撃や、エリート歩兵にはとても対抗できません。
アラーボウイは側面から侵攻する軽騎兵やスカーミッシュユニットを、
時に射撃で、時に突撃して駆逐します。
また、ゴブリンの後方につけて戦線を補強したり、ブラックオークなどの盾、
場合によっては囮としても有効です。
ほとんどの任務は普通のオークでも可能ですが、
大してコストもかからず能力も落さず射撃が可能な点は、
その効果が限定的な点を差し引いても有力な能力といえると思います。


↑トルーパー
動きがあってなかなか良いモデルとは思うんですが、
造型した人はランクを組まないつもりだったようです。
ベースにとりつける角度を工夫するか、
後列用をちょっと改造する必要があります。

アラーボウイの追加装備はライトアーマーだけです。
これでシールドがあれば多少防御力をあげて見る気もしますが、
ライトアーマーだけでは追加装備は考慮しない方向で良さそうです。
また Big'unsにもなれません。
Bsがあがるならともかく、接近戦が強くなるのではあまり意味は無さそうですし。
ただし、武器はチョッパーなので突撃時ボーナスがあります。
弓を持ってる上に突撃時だけとはいえボーナスがある接近戦武器付きで、
6pというのはやはり格安といえそうです。

↑トルーパー
ちょんまげタイプはスカーミッシュみたいな遊びをやってた頃、
チャンピオンで使ってました。
基本的に禿げが好きなので、これを除いて他はちょんまげ切ってあります。
しかしこの弓は相当大きいと思うんですが、これでもS3ってのはそんなに粗悪品なんでしょうか(笑)

O&Gバタリオンセットな中身はナゼかオークが20体にならない数で構成されているので、
アラーボウイは10人とかで組みがちですが、
20体になるとまた違った活用法が見えてきます。
他のアーミーのように接近戦装備が著しく劣るものだとちょっと躊躇してしまいますが、
アラーボウイは元々オークの能力が接近戦向きなので幅広い活用によく耐えるような気がします。
O&Gもあらかた揃えたなら、余っているアラーボイズを塗ってみると、
また違った戦術がとれたりして面白いですよ。

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