オーク・ボアボイズ

O&Gの重騎兵部隊。
他のアーミーの重騎兵とはちょっと違った特徴を持ちます。


↑見た目からして重厚でパワフルですね。

ボアボイズはO&Gの誇る重騎兵隊です。
大きな特徴としては。

1.乗り手が普通のオークでエリート兵ではない。
2,乗り手はスピア装備だが、イノシシの牙が突撃時S+2。
3,SAVが3+止まり。
4,Big'unsでないボアボイズも1部隊だけマジックバナーを持てる。

多くのアーミーでは重騎兵はエリート部隊なので、
乗り手はLd、Wsの優れた精鋭なのですが、ボアボイズは一般のオークと同じです。
また、O&Gは装備が貧弱なのが特徴ですが、
ボアボイズもスピアを持ち、ライトアーマーまでしか着ていません。
その代わり騎獣である大イノシシが強力です。
まず、鋭い牙と突進力で突撃時S+2されます。
また厚い毛皮はバーディング扱いです。
つまり,戦闘力的には一般的な重騎兵の、乗り手と騎獣が入れ替わったような感じになっています。
装備の悪さをボアがカバーしているので、戦闘力は十分です。
防御に関してはSAV3+ですがT値がオークなので4あります。
近接戦闘では装甲の薄い分を強靭な生命力が補っていますが、
S6相手のときその優位が消えてしまうので若干劣るようです。
とはいえ、ゴブリンと共同した時の心理面での優遇と、コストの安さ(一騎18p)という利点もあるので、
全体的には非常に優秀です。
スペシャルユニットである為、編成上ちょっと不利ではありますが。



↑コマンドグループ。バナーでか過ぎ(笑)。
上のチャンピオンは実際はヒーローに使われることが多いので、ハンドウェポンタイプがチャンピオンになります。
チャンピオンは最初に作った騎馬モデルなので思い入れがあります。
スタンダードベアラーはメタルのアーカイブ部品にプラのゴブリンバナーを追加、
大軍旗っぽい感じにしてみました。

ボアボウイズの乗り手は基本的にオークなので、各種オークのルールが適応されます
Big'Unsのルールもちゃんと適用されて非常に強力なユニットになります。
この場合、突撃時乗り手、騎獣共にS5なのでもう痛快です。
ボアボウイズは無け無しのSAVを更に削って強襲用に特化した、
サヴェッジオークボアボイズも存在します。
ライトアーマーすらないのでSAVは4+と最早歩兵並ですが、
狂乱しているので恐るべき打撃力を発揮します。
得にBig'unsに強化した場合、ケイオスのチョ−ズンやザウルスキャバルリに匹敵する打撃力を得ます。
防御力増加の為追加でウォーペイントがつけられますが、
1騎あたり3p必要なのに6+ワードと効果が地味目なのでそこまでするかは微妙です。
ちなみにサヴェッジの方は基本装備で17pと一瞬安く見えますが、
スピアが1pで追加装備となっているので本当は普通のボアボウイと同ポイントです。


↑トルーパー1
長くシールドが無かったのですが、この機に付けてあげました。
3色の幾何学模様は我が家のオークボアボイズの特徴です。
ちょっとオーキーペイントとは違うわけですが。

ボアボイズのうち一つはマジックバナーを持てます。
これとBig'Unsのマジックバナーは同時に適用されるので、
徒歩のBig'unsがいなければ2部隊までマジックバナーを持てます。
効果の高いバナーは、
Night banner
Gork's waaagh! banner
Nogg's banner of butchery
この3種類は普通に強力です。
特にBig'Unsの場合Nogg's banner of butcheryは非常に効果的といえます。
乗り手が3回に加え騎獣も一回攻撃します。
サヴェッジオークのBig'unsなら総てS5で20回以上攻撃する事になります。
残り2つはこれに比べるとやや地味ですが、
Night bannerは装甲の低さを補う意味で、
Gork's waaagh! bannerは侵攻速度が上がるので攻防両面に効果あります。
どちらも射撃に対してやや弱いボアボイズを補強する効果がみこめます。
基本的に2000pまでの編成でボアボイズを3部隊入れる編成は稀でしょうから、
ボアボイズ2部隊両方マジックバナーを持てる場合が多いと思います。
上記のバナーはやや高価だったり、Big'Unsやブラックオークが持った方が効果的だったりするので、
通常のボアボイズまではまわって来ないか、ポイント的に厳しいでしょう。
次点としては、
War banner
The bashin'flag of bork
あたりが有望です。
特にThe bashin'flag of borkは安価な上、ウルフライダーと違って、
部隊数を増やしてアニモスティのリスクを減らす事ができないボアボイズにとっては、
行動の確実性を上げる意味で高い価値を持ちます。


↑トルーパー2
初期に作った盾を装備してます。
デザイン的にやや単純かも。

奥から2番目はチャンピオン。
コマンドグループを2つにして2部隊体制にしようと画策中です。

ボアボイズの欠点はLdとSAVの低さでしょう。
この為重騎兵が二義的に持っている打たれ強さに著しく欠けます。
普通にウンズで損害が出ますから。
Iの低さはそれに更に拍車をかけます。
場合によっては敵の突撃をがっちり受け止めるという使い方には向きません。
クロスボウ、ハンドガンでも十分な脅威になります。
また、非常に攻撃的な為アニモスティで味方に与える損害が尋常で無くなります。
破壊力抜群ですが暴発の危険があるので運用には工夫が必要です。
更にオークの心理テスト優遇があるとはいえ、
心理テストについてはかなり不安がのこります。

ボアボウイズは非常に攻撃的ですが、
通常の騎兵より打撃に耐える能力が劣るので。
機動面で工夫してフォローする必要があります。
しかし、苦労の末突撃できれば期待を裏切らない破壊力を示すでしょう。


↑頭部の拡大図
我が家のボアボイズはプラザウルスを利用したトカゲの兜を被ってます。
初期の頃、プラ生物の頭部をかぶせる改造にこっていた時期があったので。
下あごを取り、目を刳りぬいたザウルスの頭部を鼻の上ぐらいから切除したオークの頭に載せただけですが、
ナカナカ良い雰囲気になったと自分では気に入っています。

6thは重騎兵も数が必要なので投入するには少々投資が必要ですが、
ナンダと言ってもやはり重騎兵は見栄えがします。
オークのプラコマンドの部品でも多少水増しできるので、
一揃いは持ってて損はないと思います。

今のところサヴェッジオークボアボイズは未所持ですが、
ゲーム的には面白いのでそちらも一揃い準備したいと思っています。

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