1st Turn
ChaosDwarfs ”はい、同志将軍。 奴らは明らかに敵意を持っております” 副官の報告はあまり面白い物ではなかった。 −ボーダープリンスの鉱山とは貧乏籤だな。 同僚達の言葉が思い出された。 確かにここは、他の土地と比べて諍いが多い。 向こう見ずな人間がたむろしているのだ。 ”同志参謀。ゴブリンを召集したまえ。 たまには我らがハシュットの威光を 知らしめる必要があるようだ” 予定通り、右翼騎兵部隊を進撃させる。
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Dogs of War ”ケイオスドワーフとは旨味がありませんな” ソーサラージェネラルがぽつりと言った。 ”いやいや、きゃつらとて無宿無頼ではない。 略奪品には事欠きますまい” ペイマスターは何時になく上機嫌だ。 もともと、商人より軍人にむく性質なのだろう。 ”お主らとて、タダメシ食らわす為に 雇っておるわけではないのだ。 己が食い扶持ぐらいは稼いでいただくぞ?” ペイマスターは快活に笑うと、騎馬に拍車を入れた。 ケイオスドワーフのキャノン暴発により、予定がやや狂ったDogs。
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2nd Turn
ChaosDwarfs ”さあ前進だ!” ウルフライダーは無事再集結。 |
Dogs of War ”どうかね?バリオーニ卿” Hキャバルリーの突撃!オークの 戦列は持ちこたえるも、大きく数を減らす。 |
3rd Turn
ChaosDwarfs ワシらは突撃したよ。 ホブゴブリンが、Hキャバルリの側面を脅かす。 |
Dogs of War ”ふむ?やっと手が尽きたか??” マロウダーがホブゴブリンにチャージし、主戦線のパワーバランスが大きく崩れる。
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4th Turn
ChaosDwarfs ”ハシュッ!何ということだ!” 頼みのブルケンタウロスは、丘の上でブランダーバスに一網打尽にならぬよう待機していたデュエリストの最後尾に突撃するが、距離が足りず失敗。 |
Dogs of War ”だめだ” 最終決戦に備え突撃位置へ向かう主力部隊。 |
5th Turn
ChaosDwarfs ”攻撃だ!! 現状きわめて不利となったケイオスドワーフ。 |
Dogs of War ”さてさてどうしたものか?” フットウィザードがThe Howling Windをキャスト。 |
6th Turn
(最終ターン)
ChaosDwarfs ”ハシュ?何だこの風は??” The Howling Windは予想外の効果を発揮し、ドワーフの動きと射撃を大幅に阻害した。
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Dogs of War マロウダーの女族長が、 最後の突撃。 ↑終了状況。ウルフライダー、ブルケンタウルスは実に戦場の2/3を走破したが、ついに間に合うことは無かった。 |
戦闘結果(両軍の損害)
ChaosDwarfs Chaos Dwarf Sorcerer 150p Banner 3 300p TOTAL 1127p |
Dogs of War 5 Light cavalry 60p
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結果はDogsの大勝でした。
4ターン目まではどちらも主力が健在だったのですが、ブルケンタウロスの機動によっては?というのも後知恵ですね。
ブランダーバスを石垣の後ろに配置したりして、もっと待ちに徹した戦略が考えられそうです。
オークやホブゴブリンとHキャバルリの戦いは息詰まる好勝負で、力が入りました。
Hキャバルリはランス突撃でブレイクさせていくものだと思っていましたが、真価は装甲の厚さにあるようです。
相手より先にチャージして、動きを封じ、続く友軍の側面攻撃のお膳立てするような。
魔法使い、コストは割高ですが、こういう積極的に攻勢するタイプのアーミーの、支援火力としてはなかなかよさそうです。
移動の自由度が高く、火力もそこそこなので、近代戦の自走砲のような運用が期待できます。
以上、Chaos Dwarfs VS Dogs of Wara 2002/2バトルレポートでした。
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