：昆虫：アマミマルバネクワガタ

アマミマルバネクワガタ Neolucanus protogenetivus Y.Kurosawa 1976 　奄美大島、請島、徳之島に産する。 　奄美のクワガタの中で最も発生時期 が遅く、またスダジイの老木の腐朽部のみ食し、その樹洞に潜み樹液、灯火にも集ま らないので、余り目に付かず人に知られていなかったので大型であるのに発見が遅れたのではないだろうか。 　8月中旬から９月下旬にかけて夜間に山間部のスダジイの樹上や、道路歩行中、稀に灯火に飛来したに飛来したものなどが採集されている。 　生育期間は3年位だと考えてますが餌の質により短縮される可能性は高いと思います。 　請島産は亜種とする考えもあるが、私は１つの種内での変異の範囲だと考えてます。
スダジイの腐朽地下部中に産み付けられ卵径は2mm前後、数日で孵化 す る。	(23KB)
(40KB)	３令幼虫(80K)
頭部(62KB)	スダジイ樹上　雄　油井岳　10.sep.1989(107KB)