第6回 「ヤツガシラ」
先日、朝起きて何気なく窓の外を見てみると、少し珍しい鳥が住宅の敷地の中を歩いていました。この鳥を見るのは奄美に来てからの4年間で今回が2回目です。この鳥は「ヤツガシラ」といい、奄美へは旅鳥として春ごろにやってくるようです。
どうして「ヤツガシラ」という名前が付いたかというと、この鳥は頭に大きな冠羽を持っていて、普段は上の写真のように畳んでいるのですが、興奮すると下の写真のように広げます。この冠羽を立てた姿から「ヤツガシラ」という名前が付きました(多分)。
前回この鳥を見た時は、私の姿を見て興奮したのか冠羽を見事に立ててくれたのですが、今回は残念ながら、餌となる虫を探しながらのんびりと歩き回る姿しか見せてくれませんでした。今回は飛んでいる姿を写真に収められませんでしたが、飛んでいる姿も羽根の白黒模様がとても鮮やかで印象的です。
上の写真を撮った次の日も、何気なく窓の外を見ると昨日と同じ場所でのんびりと餌を探しながら歩いていました。もしかするとこの住宅が気に入ったのかも知れませんね。
上の写真じゃ良く判らないと思いますので、アップの写真を用意しました。
(鹿児島県発行「かごしまの野鳥」より)