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一口話
その7
 

 

 

 


 

金の成る木は、存在するのか?

金の成る木があるって?  日本の、とある学者が研究しているらしい。満開の花のように、金が垂れ下がっているのだろうか?

興味が湧いてきますね。その木は、どこに金をつけているのだろうか? 見てみたいものだ。藪紫と云うその木は、日本には広く自生しているらしい。ヤブムラサキ、聞き慣れない名前であった。藪紫は、地中の鉱物を葉の中に蓄積するらしい。微量に蓄積されている金の葉を持つ藪紫を探し出し、地下に眠る金鉱石を探し出そうという研究である。金鉱石を探すには、地層の鉱物をボーリング採取する方法が一般的である。時間と労力のかかる仕事であるが、藪紫の葉に蓄積している金を測定すれば、金鉱脈を簡単に探すことができるらしい。

 

藪紫とは、どのような植物なのだろうか?

紫式部(ムラサキシキブ)の一種である。クマツヅラ科の落葉低木で、高さ約3メートル。

夏になると、葉の付け根に淡紫色の小さい花を咲かせる。

秋には、球形をした、紫色の美しい実をつける。

その名のとおり、山地の藪に自生しているようである。

左の写真は、写真家の関戸勇氏が、撮影したムラサキシキブである。

参考にして頂きたい。

 

 

   金鉱脈は、どのようにして出来たのか?

地中にあるマグが、対流を起こし、やがて冷やされる。その時に、そこにある金が、徐々に沈殿していく。それが、金鉱脈となるらしい。

 

   望気術

 中国や朝鮮国の大陸辺りでは、望気術というのがあった。夜になると金は、気を発するらしい。どのような色をしているのかは、定かではないが、訓練する事によって、見ることができるようになるとのこと。古くは、その望気術を会得して、金鉱脈を探していたらしい。武田信玄の元にも、その術のできる人がいたとは、驚きでした。

   宝捜し

 子供の頃に、よく読んだ本が、宝捜しや冒険の本だった。山の中を長年にわたって、金やダイヤモンドなどの宝石、そして宝石よりも高価だとされる隕石探しをやっている人達がいる。カリブ海の海底では、沈船の財宝を探し当てた人達もいた。ロマンを求める男の仕事だと彼らは言う。

面白そうですね。どこかの海の底には、まだ財宝が眠っていることでしょうね。

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