11月23日の科学館「科学の祭典2001」

「作って遊ぼう分子模型」

●どんな工作なの?
 模型というと、1/144ガンダムとか1/700戦艦大和など、大きな物を小さくして手に取れるようにした
物ばかり思い浮かべますね。しかし、ここで作る模型は、その逆で、目に見えない「ものすごく小さな物」を
大きくして、目に見えるようにした模型なのです。
 じゃあ、目に見えない「ものすごく小さい物」とは何でしょうか。
 それは原子がいくつかくっついた分子と呼ばれる物です。
 じゃあ、原子とは何でしょうか。
 少し説明します。私たちの身近にある鉛筆や消しゴム、食べ物などを半分、また半分、またまた半分とい
うように切っていけば、小さくなっていきますね。人間の切る限界もありますが、さらに半分にし続けていくと
します。すると、もうこれ以上半分にすることが出来ない丸い粒になるんですね。それが原子なんです。アト
ムともいいます。世の中のすべての物は、原子が組合わさってでできているんです。
 たとえば、水は酸素原子●1つと水素原子○2つで、左図のような形できているんです。今回は、これを
「やじろべえ」のようにして作りたいと思います。

●水分子の作り方とコツ
(1) 酸素に赤色を塗る。切った球の小さな穴に爪楊枝をさして、持ちながらユニポスカで色を塗る。乾か
  すために段ボールなどの上に立て、1時間くらい乾燥させる。接着したとき、かみ合わせが悪いと切
  断面が見えることがあるので、切断面も少し塗っておく。
(2) 分子同士を爪楊枝でつなげてくっつける。ホットボンドでくっつける。

●気をつけよう。
 ・切るときは、力を入れすぎずに、ゆっくりと切ろう。
 ・スチロールカッターやホットボンドを使用するときは、やけどに注意しよう。
●もっとくわしく知るために
  次の本を読めば、いろいろな分子模型が作れます。また、分子模型は作った後でも、工夫しだいで遊
 べます。
 ・平尾二三夫・板倉聖宣著「発泡スチロール球で分子模型をつくろう」(仮説社、1992)
 ・「ものづくりハンドブックVOL.1」(仮説社)


ブースの準備完了

開会イベントが
始まったので、
下に見に行く。

早速、大入りだ!!

もりもんが教えている。

バランスが問題

明日に続く