2011サンゴの産卵報告!

サンゴの海を案内する事を生業としている立場上、どうしても見逃せない「サンゴの産卵」
通う日数が増えるのに比例して、「ここまで通って今日やったらシャレならん。」と見るまで
通うのを止められなくなるサンゴの産卵。
そして、ダイバーなら一度は見たい、産後の産卵。見れたりすれば、「神秘的でいいよねー。」
と遠い目でつぶやいたり出来る「サンゴの産卵」。


尋ねられた時に、「多分この辺りが可能性が高いです。」と言ったりするのは、セオリーな日にち。
つまり、5月末から6月にかけての満月の大潮時期。実際に今まで観察してきた中で一番この時期が
多いです。
そしてサンゴの中で種類が豊富なミドリイシの類がこの時期に産卵。その後、夏にかけて
各種サンゴが産卵するといったあんばいになっております。

で、今年もスタートしたのは、その鉄板日程。

月なんかこんなにもまん丸で、晴れてるし、水温はしっかり上がってるし、楽勝ムードで通い始めたのであります。

そして、その頃見掛けたのがこのサンゴ、良く見ると、ピンクの粒々がポリプから見えると思います。
で、コレを見つけたのが入った初日。翌日の産卵はモノにしたと思い、今年は2日目で観察か〜、
話が早くていいねぇ〜、と、浅はかなオレは思ってました。
そしてこの後、10日以上この状態が続くのでありました。

そして台風5号の通過直後の6月26日、ダメもとで見に行けば3秒前!。
フト見れば、それまで兆しも無かったお隣サンゴも3秒前!
お隣サンゴからスタート。

眺め続けた愛着珊瑚が数分後にスタート。


という感じで、無事観察は出来ましたが、今年は好条件と考えていたのにもかかわらず、
日程は伸び伸び、そのせいか島内各地での産卵タイミングもバラバラで、観察場所での
ミドリイシ類の一斉産卵はありませんでした。自然はムツカシイのであります。
産卵したサンゴの周辺のミドリイシを見ても、まだ気配は無く、この後も単発的に続いていくのか、
次のタイミングで、残りのミドリイシの一斉があるのか?
その辺りは悩ましいところであります。

その辺りも観察できれば又続きを、小規模ではありますが過去8月に数回見ている、
ミドリイシ以外のサンゴの産卵も上手く観察出来れば、報告したいと思っています。

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